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保育士のおはなし


「子どもの生活リズムを整えよう」


子どもにとって「あそび・食事・睡眠・排泄」は「生活」そのもの。
子どもが健やかに成長するためには、これらの生活リズムを規則正しく身につけることがとても大切です。

「寝る子は育つ」って本当なの?
「寝る子は育つ」と言われますが、睡眠がヒトの成長に欠かせないものであることは科学的にも証明されています。
睡眠中は、成長や心身の健康のために必要なホルモンがたくさん分泌されています。
〇脳や身体の成長に必要なホルモンで、疲れた体を元気にしてくれる《成長ホルモン》
〇体内時計に関与し、細胞を守るはたらきがある《メラトニン》
〇感情や気分のコントロールをする脳内神経伝達物質《セロトニン》などです。

なぜ「夜は22時頃までに寝かせましょう」と言われるの?
《成長ホルモン》は22時頃から2時頃の、入眠後1〜3時間の眠りの深い時間に集中して分泌されると言われています。そのため、22時頃には寝かせることを勧められているのです。

まずは「早起き」から始めよう!
〇朝の光を浴びて体内時計をリセット!
カーテンを開けて、優しい声かけで気持ちよく起こしてあげましょう。
〇朝ご飯を食べましょう!
食事は生活リズムを整える柱になります。脳や身体にエネルギーを補給しましょう。
〇昼間はたっぷりと遊びましょう!
昼間の活動量が夜の睡眠の質を左右します。外遊びや友達と遊ぶ時間を作りましょう。
〇昼寝は15時頃までに起こしましょう!
個人差もありますが、夕方にずれ込まないようにしましょう。
〇夕食後から就寝までの過ごし方を見直そう!
寝るまでの流れを決めてみましょう。(例えば、おふろ→はみがき→絵本→布団の流れをつくり、寝る時間を意識できるようにしていきましょう。)また、スマホなどから発せられるブルーライトは《メラトニン》の分泌を抑制して目がさえてしまうため要注意です。就寝前は見せないように気をつけましょう。

夜は親子が共に過ごせる貴重な時間ではありますが、子どもにとっては成長のための貴重な時間です。
親子で触れ合う時間を朝や週末にするなど、家族で生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

参考文献:CODOMONカレッジ/中区こども家庭支援課「生活リズムについて」

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